妊活中に葉酸サプリが必要な理由

葉酸はビタミンB群の一種で、細胞分裂やDNAの合成などの働きをしたりビタミンB12とともに赤血球を作っています。
葉酸不足が続くと、動脈硬化や悪性貧血といった疾患を引き起こす恐れが高まります。

したがって日ごろから葉酸は摂取しなければならない栄養素のひとつで、成人女性の場合の1日の摂取基準量は240?が推奨されています。
そして妊活を行なうとなると、これに加えて400μgの葉酸を葉酸アプリで摂取することを厚生労働省では勧めています。

妊活時に葉酸を普段より多く摂取する理由

なぜ普段よりもはるかに多くの葉酸を摂取しなければならないかというと、葉酸が不足すると母体だけでなく胎児の健康にも悪影響を及ぼすリスクが高まるからです。
健康によくないだけでなく、胎児の神経管閉鎖障害の危険性も増えてしまうのです。
また胎児の体内での発育の際に母体の中の葉酸がたくさん消費されることから、母親はどうしても葉酸不足になりがちです。
これらの理由から、妊活中には通常よりも多くの葉酸を摂取する必要があるのです。

ではなぜ食事のプラスして葉酸サプリを飲まなければならないのでしょうか。
それは葉酸が非常に吸収しにくい栄養素だからです。
葉酸は水溶性のビタミンで水に溶け出しやすく、また過熱に弱い特徴があります。
そのために調理などで含有量の約50パーセント程度が失われてしまうのです。

ホウレンソウは葉酸の多い食べ物で100gあたり210μgを含んでいるので150gも食べればそれで1日分の基準量は摂取できるはずです。
ところが調理によって半分ほどになってしまうので、倍の300g程度食べなければならないことになります。
そして妊娠中はプラス400μgが必要となると900gほどを食べる必要があるのですが、これって現実的じゃないですよね。
そもそも日本の成人男性女性は共に、葉酸の1日の平均摂取量は推奨される量を下回っています。

妊活を始めてから赤ちゃんが生まれても

このように食事からだけ必要な量の葉酸を摂ることは難しいので、手軽で簡単に摂取できるサプリが有効というわけです。
子どもが欲しいと思ったときから葉酸サプリを摂り始めるのがおすすめで、妊娠中はもちろん出産後も摂り続けるようにしましょう。
母乳の分泌には多くの鉄分が必要で授乳期には鉄分の不足から貧血になりがちなのですが、葉酸は赤血球を作り出す働きをしてくれるからです。
その他にも出産で傷ついたり酷使した子宮をはじめとする臓器の修復にも葉酸は大切な役目を果たします。
妊娠を計画したときから出産・授乳期まで、葉酸サプリはお母さんと赤ちゃんの強い味方となってくれるのです。