葉酸サプリを効率よく飲むタイミング

葉酸は妊活において母体および胎児の健康のために必要な栄養素です。
しかし、吸収力の悪さなどの理由から日常の食事では満足な量をきちんと摂取することが難しいといわれます。

そこで食事で不足しがちな量を葉酸サプリを飲むことで摂取することをおすすめします。
厚生労働省でも、食事での摂取以外にサプリを使って女性は1日に400μgの葉酸を摂るように推奨しています。

葉酸サプリを摂るタイミングはいつ?

では葉酸サプリを摂るタイミングはいつが効果的かというと、胃の弱い人なら食後がいいでしょう。
サプリのような錠剤は溶けにくいので、空腹時に飲むと胃液が少ないことから特に胃の弱い人には負担になりやすく胃痛を起こす恐れがあるというのがその理由です。
したがって胃の中に食べ物を入れてから摂取すると胃の負担が少なくなるので食後をおすすめするのですが、吸収率を高めるためには食事を終えてから30分以内に摂取するのが好ましいです。
そのほうが食べ物の栄養と同じタイミングで吸収しやすくなります。
胃が弱い人でなければ、食間に飲めば効率よく葉酸を摂取できます。
なぜなら葉酸は水溶性のビタミンで水に溶けやすいために、空腹状態のほうが吸収率が高まるからです。

摂取する時間と回数にも注意しよう

摂取する際にも時間にも注意が必要です。
葉酸などの水溶性のビタミンは水に溶けやすいために、一度にたくさん摂っても尿として排出される量が多くなるだけだからです。
ですから、1日分を1回で飲むのではなく何度かに分けて摂るようにすれば効果的に体内に吸収されやすくなります。
好ましいのは朝食と昼食の間、昼食と夕食の間、そして就寝前の3回に分けて飲むことです。
食間に摂るのがいい理由は前述しましたが、寝る前はサプリの成分が吸収されやすくなるうえに成長ホルモンの分泌も増えるのでサプリの栄養分が活性化されさらに効果的に摂取できるでしょう。

葉酸サプリは必ずコップ1杯の水で飲むこと

サプリはいわば健康食品で薬とは違うからと、水以外の飲み物で飲む人がいますがそれはNGです。
水で飲むことで胃を適度に刺激して、サプリをうまく腸まで移動させ吸収しやすくなるのです。
カフェインやタンニンを含むお茶やコーヒーなどは葉酸の吸収を阻害するのできちんとその栄養を摂取することができないので、コップ1杯の水とともに飲むようにしましょう。
またつわりや体調不良で食事ができないときやどうしても空腹状態でサプリを摂取しなければならない場合には、錠剤を砕いたり粉状にするなどすれば胃への負担が少なくて済みます。

妊活中に葉酸サプリが必要な理由

葉酸はビタミンB群の一種で、細胞分裂やDNAの合成などの働きをしたりビタミンB12とともに赤血球を作っています。
葉酸不足が続くと、動脈硬化や悪性貧血といった疾患を引き起こす恐れが高まります。

したがって日ごろから葉酸は摂取しなければならない栄養素のひとつで、成人女性の場合の1日の摂取基準量は240?が推奨されています。
そして妊活を行なうとなると、これに加えて400μgの葉酸を葉酸アプリで摂取することを厚生労働省では勧めています。

妊活時に葉酸を普段より多く摂取する理由

なぜ普段よりもはるかに多くの葉酸を摂取しなければならないかというと、葉酸が不足すると母体だけでなく胎児の健康にも悪影響を及ぼすリスクが高まるからです。
健康によくないだけでなく、胎児の神経管閉鎖障害の危険性も増えてしまうのです。
また胎児の体内での発育の際に母体の中の葉酸がたくさん消費されることから、母親はどうしても葉酸不足になりがちです。
これらの理由から、妊活中には通常よりも多くの葉酸を摂取する必要があるのです。

ではなぜ食事のプラスして葉酸サプリを飲まなければならないのでしょうか。
それは葉酸が非常に吸収しにくい栄養素だからです。
葉酸は水溶性のビタミンで水に溶け出しやすく、また過熱に弱い特徴があります。
そのために調理などで含有量の約50パーセント程度が失われてしまうのです。

ホウレンソウは葉酸の多い食べ物で100gあたり210μgを含んでいるので150gも食べればそれで1日分の基準量は摂取できるはずです。
ところが調理によって半分ほどになってしまうので、倍の300g程度食べなければならないことになります。
そして妊娠中はプラス400μgが必要となると900gほどを食べる必要があるのですが、これって現実的じゃないですよね。
そもそも日本の成人男性女性は共に、葉酸の1日の平均摂取量は推奨される量を下回っています。

妊活を始めてから赤ちゃんが生まれても

このように食事からだけ必要な量の葉酸を摂ることは難しいので、手軽で簡単に摂取できるサプリが有効というわけです。
子どもが欲しいと思ったときから葉酸サプリを摂り始めるのがおすすめで、妊娠中はもちろん出産後も摂り続けるようにしましょう。
母乳の分泌には多くの鉄分が必要で授乳期には鉄分の不足から貧血になりがちなのですが、葉酸は赤血球を作り出す働きをしてくれるからです。
その他にも出産で傷ついたり酷使した子宮をはじめとする臓器の修復にも葉酸は大切な役目を果たします。
葉酸サプリを効率よく飲むタイミングについて知って摂取すると良いかもしれませんね。
妊娠を計画したときから出産・授乳期まで、葉酸サプリはお母さんと赤ちゃんの強い味方となってくれるのです。